本日は、4年前のあるコンサートで聞いた話をします。
日本の技術を祖国に持ち帰って、祖国のために
働くんだという思いで、異国の地から
両親と船に乗って日本に渡ってきた
若い青年がいました。
渡航の途中で、船が難破し
青年は救助船に乗れましたが、
両親は難破船に残されたまま、
青年の目の前で船は沈んでいきました。
その後、日本に渡った青年は、
その両親の姿を目にしっかりと焼き付けて、
「負けてたまるか!」という思いを
何度も何度も繰り返し自分に言い聞かせて
日本で学んでいるそうです。
そうしたハングリー精神・使命感を見習って、
恵まれた環境の日本人である私も
これからも
自由に働ける境遇に感謝しつつ
しっかりと仕事・研究に励んでいきます。
啓でした。